合成ダイヤ判定機
更新日:今年に入って、合成ダイヤの流通が始まったというテレビをよく目にしました。
合成ダイヤとは、天然ダイヤと化学的性質が同じで人工で作ることのできるダイヤモンドです。
1月に開催されました国際宝飾展(国内外のジュエリー業者が取引を行う展示会)でも、合成ダイヤを販売する国内外の業者のブースが出展されており、今年は合成ダイヤの流通元年と言われています。
天然ダイヤと比べてかなり安く手に入れることが出来るので、今後流通量が増えていけば天然ダイヤモンドの相場が崩れていく可能性があるとも言われています。
また、これまでダイヤモンドに似せて作られていた「キュービックジルコニア」や「モアサナイト」などは、ダイヤとは化学的性質が違うので目で見て鑑別できたのですが、合成ダイヤは目で見ただけでは鑑別できません。
そこで店頭でも鑑別できるように、このような判定機材を取り入れました。
今後もダイヤモンドの質の評価自体は人の力で行いますので鑑定力がしっかりと必要になりますが、この機材で天然か合成かの第一段階の鑑別を行っていくことになります。