時計の分解掃除
更新日:昨日は時計の手巻と自動巻の機械の違いを書きましたが、今日も時計のお話です。
先日、時計の分解掃除(オーバーホール)の講習会に参加してきました。
分解掃除の工程としましては、分解⇒部品の洗浄⇒乾燥⇒組立⇒調整⇒精度の確認⇒組立です。
まず一つ一つの部品を分解していきます。
分解しますとこのような細かい部品に分かれます。
これを通常ならこの後の洗浄、乾燥の工程は機械で行うそうですが、講習会ということで手で洗います。
ベンジンに漬けてブラシで一つ一つ洗浄です。
乾燥させた後、決まった個所に決まった油を指しながら、元の状態に組立です。
針をつける前に精度を確認します。
精度が確認できれば、時計の針をつけて、
ムーブメントをケースに入れて、
完了です。
ある程度定期的に分解掃除をしますと、機械式の時計は長く使えますので、そういったご相談もぜひこちらまでどうぞ!
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